雨の路地

Setouchi Art Festival 2010
Rainy Lane 雨の路地 2010 Photo by Hiroyuki Kudoh

香川県高松市 男木島

2010 瀬戸内国際芸術祭

 

瀬戸内海に浮かぶ小さな島、男木島の島内3カ所で、10分間の小さな雨に出会える作品。

夏の間雨が降らない男木島では、昔、水道の引かれていなかった時代、水が何よりも貴重なものでした。島の人々から聞いた水にまつわる昔話に触発され、暑い暑い男木島の夏に恵みの雨を降らせたいと思いました。島の人々のご協力の元、井戸水や雨樋の水を利用して、生活用品のタライやヤカン等から雨を降らす仕組みを作りました。雨が降ると地面に敷かれた瓦が濡れ、島の人々の言葉がくっきりと浮かび上がります。会期中、大勢の来場者が暑い日射しの中、作品の前で雨が降るのを待つ姿は、島の人々が昔天を仰ぎ見、雨を待ちわびていた姿とも重なり、水不足に苦労した島の歴史がユーモラスに表現されました。

 

島の3カ所に設置

素材: 井戸水、雨水、銅管パイプ、ステンレスパイプ、タイマー、水中ポンプ、バケツ、たらい、やかん等

 

開催期間:2010年7月19日(月・海の日)~10月31日(日)

会場:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港周辺

参加作家:18の国と地域から75組のアーティスト、プロジェクト、16のイベントが参加

主催:瀬戸内国際芸術祭実行委員会

後援:総務省、経済産業省、国土交通省、官公庁、日本観光協会