ABOUT BORDER 2021

ABOUT BORDER

Collaboration work with
mobile art spaceDAILY
INTERVENTION, Berlin” by Heike Gallmeier and Annette Gödde

 

18. September 2021
52 33’16.27″N 13 23’56.38″E
52.554519, 13.398994
Under the B sebrücke and the end of Norwegerstraße

Special thanks: Dycle.de (soil)

In 2018 I was doing a walk around the former
Berlin wall and took photos on the way and
made a video work (Disremembering 2019)
that I erased these photos until they turned
white.
For this exhibition, I re-edited the video,
added some moving images, and changed
the sound. I showed the video installation
Under the B sebrücke where the wall used to
be in the former Eastside and No-mans land,
and the wall first collapsed.
There were a lot of interesting encounters and
conversations about the wall – with a passerby
who should have been part of the
construction group of the wall in 1961 and a
photographer who made photos of the wall in
the 70ies in Kreuzberg using a van as a
camera obscura.

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バンの中を改装してホワイトキューブにし、サイトスペシフィックなインスタレーションを制作しているHeike Gallmeier (mobile art space) がAnnette Göddeと一緒に開催しているプロジェクト、DAILY INTERVANTION。4番目のアーティストとして、ベルリンの壁を題材にしたビデオ作品を、1989年以前東ドイツ側の無人地帯でベルリンの壁があった場所に設置しました。Boese橋の上のBornholmer Strasseは1989年の壁崩壊の最初の場所。2019年にこの作品(Disremembering)を制作した時は、ハーフサイズカメラを片手に道に引かれているベルリンの壁のラインに沿って辿り、残されていく歴史、消えていく記憶などについて考えていました。かつての無人地帯はどこも再開発の手が入り、あと何年もしないうちに空地がなくなり住宅やビルになるが容易に予想されます。そんな風景を見て、境界線が更にうやむやになっていくような気がしていましたが、2020年のコロナパンデミックを通して、私たちの境界線は違った形で高くそびえ立ちました。
ベルリンの壁のアナログの白黒写真のイメージを洗剤で消していく作業を撮影した作品に、この機会にいくつかのイメージを足し、2018年5月30日に工事中の無人地帯を歩きまわり撮影した時の音を加え編集し直しました。2020年は私にとって、2011年の震災に続いて予期しない境界線として心身に響いています。
展示中には1961年に壁の建設グループに関わるはずだった方(彼のバケーション中に壁は建設されたようです)、70年代にクロイツベルグのベルリンの壁を、バンをカメラオブスキュアとして撮影した方、壁の前に住んでいた幼少期の経験を話してくれた方などとの偶然の出会いがあり、とても興味深い話を聞くことができました。これも移動型の展示空間だからこそ得られた貴重な体験でした。私としてはリアルにサイトスペシフィックなインスタレーションを実現することができてとても嬉しかった。
そして自作コンロの試用でひとりBBQをする不思議な男性という近隣に恵まれ、寒い夜に暖かい火を囲んでの楽しい時間というおまけ付きでした。
 

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